『ジャンクオーディオのススメ』 PIONEER F-120D修理

ここ1カ月ぐらいのジャンクオーディオ漁りの間に、
いろんなHPを閲覧させていただいたrav4kaiです。

さすがに、テープデッキのベルト張替えなんて
大それた修理は小生には無理でありますが、
これならできるという、物を発見!
あくまで、自己責任ですが(^_^;)

それは、

『F-120D』のプリセットボタン復活法!

ところで、F-120Dとは何ぞや???と首をかしげる皆様…
説明しよう(  ̄▽ ̄)σ

PIONEERのFM・AMチューナー、すなわち、ラジオ受信機ですわ(´∀`)
1985年ごろの製品で、F-120というこちらも当時ヒット商品だったチューナーの
マイナーチェンジ版とでも云いますか。
当時スウェーデン国立放送局のモニター機にも選定された実力機だったのは、
この筋の人には有名な話か…。


当時は、FMから音楽をカセットに録音する所謂エアチェックなるものも
オーディオマニアのみならず、音楽好きな中高校生でも普通にやってた行為、
いまどきのダウンロードミュージックみたいなものでしょうかね。
アナログなので著作権とかもそんなにうるさい時代でなかったですし、
FM放送でアルバム1枚全曲オンエア(放送)なんてのもありましたね。
録音するのに一切お金はかかりませんでしたし。
お金のなかった(今でもですが)中学高校時代はよくカセットに流行歌を録り貯めては
聴いていたものです。

そこで必要になるのはカセットデッキと、FM放送を受信するこのチューナーというわけです。
チューナーと云えば、それこそKENWOODが有名かという話もありますが、
そのあたりは、小生のあまのじゃく的性格と、もうひとつ金銭的制約というのがありまして…
ほんとは、KENWOODの598チューナーが欲しかったんですよね、当時(笑
金額的制約にさいなまれていた小生を尻目に、
その第一候補は友人があとから購入してましたね…そういえば(爆

そんな前置きはよしとして…

さて、修理です。

用意するものは、100円ショップの傷防止クッション!
そう、椅子の足の裏なんかに貼ってフローリングに傷つけるのを防止するやつ。

てくてく歩いて買ってきましたよ、散歩がてら…(今日はあったかい日ですわ)。

さて、ラックからF-120Dを引っ張り出して、天盤と化粧パネルを引っぺがします。



ドライバでスクリュを7本はずし天盤を取ったところ。
あと2本スクリュを外せば、化粧パネルも外れます。


空気抜き穴がないせいでしょうね。中は意外と綺麗。



化粧パネルのプリセットボタンの裏です。
クッション材が見るも無残な格好で…バラバラです。


本体のスイッチ部もひどいものですorz



このクッション材をきれいに剥ぎ取り、


買ってきた傷防止クッションをハサミで大きさを合わせて貼り付けます。


買ってきたクッション材の厚みは4mmありましたが、どうやらこれでは厚すぎたようです。
どこかのHPには2mmぐらいが適当みたいな事が書かれていましたので、厚みを半分ぐらいにして、
1個ずつ動作確認しながら、貼り付けていきます。



あっけなくプリセットが生き返りました(^^ゞ
こんなことなら、もっと早くやっておけばよかった…



この前我が家にやって来たGX-Z7000もラックの中に納めて完了!

とうとう、仕切り板1枚になってまった(滝汗

先回のアンプ代替えが主原因ですが…
そろそろ、オーディオラック復活させないとおさまらない状況だなぁ。。。(;一_一)